社会人大学生への道03 必要書類の提出
特別課程とも悩んだのですが、結局は学士過程で出願することにしました。
少し悩んだのが、必要書類の種類です。
わたしはちょっと変わった学歴でして、
高専 ⇒ 高専専攻科(学位授与機構で学位認定) ⇒ 大学院修士課程
これって出願時に何の書類が必要なんだ? と困りました。
間違ってもいけないので、事務局に問合せ。
2日も立たずに、すぐに返信をいただけました。
変わった経歴の方は、悩まずに問合せが一番です。
ただ、Web出願の学歴のところが、明らかに高校卒が対象の書き方なので、もう少し自由度を上げてほしいなと思いました。
普通科と工業、商業くらいしか学科の選択肢もないですし、高校が前提だし。
結局、全部高校より下の枠から記載しました。
こんな経歴の人は少ないのでしょうが、もやっとしました。よくあることなのですけれど。
社会人大学生への道02 願書記入
慶応義塾大学通信制の願書を取り寄せて驚きました。
1. 大学で何を学ぼうとしているのか
①過去の学習経験、②将来の展望、にふれながら、志望した学部(類)に関連して述べなさい。(720字以内)
2. 自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、自身の視点から論評しなさい。(720字以内)
3. なぜ慶応義塾の大学の教育課程を選んだのか述べなさい。(150字以内)
正直、舐めてました。
通信制大学って、うっすい志望動機を書けば入学できるのだと思ってました。
その志望動機が、小論文形式だとは。
小論文は、大学院試の時以来です。
工学系なのですが、変わった専攻だったので、小論文が院試の科目だったのです。
新渡戸稲造の『武士道』について述べよ、みたいなトンデモな小論文が過去に出題されたんですよ。もちろん読んでる前提で、持込も事前予告もありません。衝撃的。
そんなわけで全く取り組んだことがないわけではないので、高専の教科書だった『理科系の作文技術』を片手に小論文に取り組みました。
「1. 大学で何を学ぼうとしているのか」
過去の学習経験は、『ゆっくり妹の経済学講座』、その派生で「マンキュー入門経済学」を読んだくらいしかありません。
将来の展望。そもそも学習キッカケが『ヘタリア』をより深く楽しみたい、なので、どうすんのコレ状態。
もう野となれ山となれで、正直に書きましたよ。
ヘタクラに感化されて、『ゆっくり妹の経済学講座』さんを見て、もっと勉強したいと思いました! と。
「2.自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、自身の視点から論評しなさい」
何の書籍にしようかと考え、
『ゆっくり妹の経済学講座』のオススメ書籍の中から、『資本主義と自由』にしました。
香港や台湾の中国との問題に関しても興味を持っているので、資本主義や自由といった価値観についても読んでみようと。
8月のお盆休み期間にじっくり読んで、PCに書き出して要点をまとめました。
3項はぶっちゃけ適当です。
社会人なので通信が必須であること、経済学がやりたいけど会社員として生きていくにも必要な商学部の知識も得られること、近場なことの3点です。
願書を出す時期になると、Web出願が適応になったということでWebで出願しました。
この内容で合格したら、熱意だけでも十分ということなのかもしれません。
会社でえらくなるためなど気取ったことを書いても良かったのですが、熱意が大事だと、わたしは考えます。
社会人大学生への道01 大学への憧れ
『ゆっくり妹経済学講座』さんのオススメ書籍『マンキュー入門経済学』を読みながら、次は何を読んだらよいのかなと考えていました。
元々、高専(物質工学科(昔の言葉でいう工業化学科))出身のバキバキの工学系なので、人文系の学問は門外漢でサッパリ。
高校の政経すら履修していません。
一応は『政治・経済』、『社会政策』、『日本経済論』といった科目は履修していますが、何をやったのか全く覚えていません。えっへん。
高専は、高校の指導要領はガン無視なので、担当教官の専門の部分しか勉強しないのがザラです。
たとえば、『歴史』は教授の専門の大航海時代のスペインしかやりませんでした。
そんななので、いわゆる専門バカとして生きていて、一般教養はサッパリ。
いつか一般教養を学んだり、大学生になってみたいなと思っていました。
(大学院生になったことはあるけれど、大学生になったことはないのです……。引退したら奈良大で文化財を学んで、高野山大学で密教美術を学んでみたいという夢はあります)
会社の先輩が、海外駐在中に土日に学校に通ってMBA(経営学修士)を取得していて、学生×社会人にも憧れがありました。
そんなこんなで
手っ取り早く学問をするには、大学に行くのも手だなと。
通信制大学とかアリじゃねと。
経済×通信制大学
でいちばん初めに引っかかったのが、「慶應義塾大学」でした。
日吉キャンパスには、何かの資格試験で行ったこともあるし、近場でスクーリングにも行きやすそうだなと。
ということで、願書を書くことにしました。
経済学に取り組むキッカケ
『ヘタリア』とは、国を擬人化したキャラクターが織りなすメディアミックス作品で、一大ジャンル、かつての超大手です。
コロナ渦で会社も特大連休になった2020年のゴールデンウィーク、別ジャンルの同人界隈の友人に『ミュージカル・ヘタリア』がニコニコで放映されるよと聞き、かつて見に行けなかったミュージカルを5夜連続で見ました。
そして、あっという間に沼へドボン!
元々、極東兄弟とイギリスが好きだったのですが、廣瀬さん演じるイギリスにドはまりしました。
ミュを教えてくれた友人には「廣瀬さんに狂った」と称されましたよ。
元々ヘタリアは同人は眺めるだけで、積極的には入っていませんでした。一大ジャンルだった時は学級会が凄くてヤバイ界隈だったので、近づいてはいけない場所だったのです。
最近は、落ち着いていているようだったので、同時期に取り組み始めた英語学習と合わせて、Twitterのアカウントの一つを語学&ヘタリア用にしました。
そうして、Twitter垢大手のOkakiさんがnoteで書かれた『世界経済は推しから学びました。オタクなので推しを最大限利用しました』という記事を読みました。
それまで『ヘタリア』界隈としては、歴史、語学、食事、コス・衣装あたりを把握していたのですが、経済というジャンルも掛け算できるのかと、とても驚きました。
そして、その記事に書かれていたことを、少しづつ始めてみました。
・日経モーニングプラスFTを見る
(紹介されているのはモーサテですが、その時間は『基礎英語』を聞いてたので後番組を選択)
・国債を買う
(日本も推しなので、推しに金を貸すというパワーワードに目からウロコ!)
また、英語学習のためにYouTubeを利用しているのですが、経済も本を読むのは難しいけど動画なら分かるかなと、
国際情勢や経済に関する、ゆっくり解説やVoiceroid解説を見るようになりました。
投資は、ニコニコの『琴葉姉妹がお金の勉強を始めました』
経済は、YouTubeの『ゆっくり妹の経済学講座』
を中心に進めました。
『ゆっくり妹の経済学講座』さんのオススメ書籍の一つ『マンキュー入門経済学』を読んで、これは楽しいな、もっと色々勉強したいなと思うように。
そんな形で、とあるヘタクラは経済の門をたたくことになりました。